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03月18日-05号

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  1. 胎内市議会 2021-03-18
    03月18日-05号


    取得元: 胎内市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-22
    令和 3年  3月 定例会(第1回)   令和3年(2021年)第1回胎内市議会定例会会議録(第5号)〇議事日程                                       令和3年3月18日(木曜日) 午前10時開議                      第 1 議第 2号 令和3年度胎内市一般会計予算                        議第 3号 令和3年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算                議第 4号 令和3年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算                 議第 5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算                  議第 6号 令和3年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算               議第 7号 令和3年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算                議第 8号 令和3年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算              議第 9号 令和3年度胎内市公共下水道事業会計予算                   議第10号 令和3年度胎内市農業集落排水事業会計予算                  議第11号 令和3年度胎内市水道事業会計予算                      議第12号 令和3年度胎内市簡易水道事業会計予算                    議第13号 令和3年度胎内市工業用水道事業会計予算                   議第15号 令和2年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)         議第16号 令和2年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)           議第17号 令和2年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第3号)        議第18号 令和2年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第2号)         議第19号 令和2年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計補正予算(第2号)       議第20号 胎内市税条例の一部を改正する条例                      議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例                   議第22号 胎内市都市交流施設条例を廃止する条例                    議第23号 胎内市胎内農畜産物加工施設条例を廃止する条例                議第24号 胎内市堆肥センター条例を廃止する条例                    議第25号 胎内市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例               議第26号 胎内市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する          条例                                    議第27号 胎内市立認定こども園条例の一部を改正する条例                議第28号 胎内市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーションの促進に関す          る条例                                   議第29号 胎内市森林環境譲与税基金条例                        議第30号 財産の無償譲渡について                           議第31号 財産の無償譲渡について                           議第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について              議第33号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について              議第34号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第41号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第42号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第46号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 2 議員派遣の件について                              第 3 各常任委員会、議会運営委員会、議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査                                                 〇本日の会議に付した事件日程第 1 議第 2号 令和3年度胎内市一般会計予算                        議第 3号 令和3年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算                議第 4号 令和3年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算                 議第 5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算                  議第 6号 令和3年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算               議第 7号 令和3年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算                議第 8号 令和3年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算              議第 9号 令和3年度胎内市公共下水道事業会計予算                   議第10号 令和3年度胎内市農業集落排水事業会計予算                  議第11号 令和3年度胎内市水道事業会計予算                      議第12号 令和3年度胎内市簡易水道事業会計予算                    議第13号 令和3年度胎内市工業用水道事業会計予算                   議第15号 令和2年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)         議第16号 令和2年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)           議第17号 令和2年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第3号)        議第18号 令和2年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第2号)         議第19号 令和2年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計補正予算(第2号)       議第20号 胎内市税条例の一部を改正する条例                      議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例                   議第22号 胎内市都市交流施設条例を廃止する条例                    議第23号 胎内市胎内農畜産物加工施設条例を廃止する条例                議第24号 胎内市堆肥センター条例を廃止する条例                    議第25号 胎内市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例               議第26号 胎内市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正            する条例                                  議第27号 胎内市立認定こども園条例の一部を改正する条例                議第28号 胎内市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーションの促進に            関する条例                                 議第29号 胎内市森林環境譲与税基金条例                        議第30号 財産の無償譲渡について                           議第31号 財産の無償譲渡について                           議第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について              議第33号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について              議第34号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第41号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第42号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第46号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について             日程第 2 議員派遣の件について                            日程第 3 各常任委員会、議会運営委員会、議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査    追加日程第1 議第48号 令和2年度胎内市一般会計補正予算(第18号)                議第49号 胎内市国民健康保険条例の一部を改正する条例                 議第50号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する             基準を定める条例等の一部を改正する条例                   報告第1号 令和3年度新潟製粉株式会社事業計画に関する報告について           報告第2号 令和3年度新潟フルーツパーク株式会社事業計画に関する報告につい             て                                     報告第3号 令和3年度胎内高原ハウス株式会社事業計画に関する報告について        報告第4号 令和3年度株式会社胎内リゾート事業計画に関する報告について  追加日程第2 発議第1号 胎内市議会会議規則の一部を改正する規則                                                       〇出席議員(15名)   1番   渡  辺  栄  六  君    2番   坂  上  隆  夫  君   3番   羽 田 野  孝  子  君    4番   森  本  将  司  君   5番   八  幡  元  弘  君    7番   渡  辺  秀  敏  君   8番   坂  上  清  一  君    9番   小  野  德  重  君  10番   薄  田     智  君   11番   森  田  幸  衛  君  12番   渡  辺     俊  君   13番   桐  生  清 太 郎  君  14番   渡  辺  宏  行  君   15番   丸  山  孝  博  君  16番   天  木  義  人  君                                           〇欠席議員(なし)                                           〇説明のため出席した者     市     長   井  畑  明  彦  君     副  市  長   高  橋     晃  君     総 務 課 長   田  部  雅  之  君     総 合 政策課長   小  熊  龍  司  君     財 政 課 長   本  間  陽  一  君     税 務 課 長   安  部  孝  志  君     市 民 生活課長   須  貝     実  君     福 祉 介護課長   須  貝  正  則  君     こども支援課長   丹  後  幹  彦  君     健康づくり課長   池  田     渉  君     農 林 水産課長   榎  本  富  夫  君     地 域 整備課長   田  中  良  幸  君     会 計 管 理 者   河  村  京  子  君     商 工 観光課長   南  波     明  君     上 下 水道課長   榎  本  武  司  君     教  育  長   中  澤     毅  君     学 校 教育課長   佐 久 間  伸  一  君     生 涯 学習課長   佐  藤  一  孝  君                                           〇事務局職員出席者     議 会 事務局長   坂  井  弘  栄     係     長   荒  木  利  和     主     任   今  井  孝  之               午前10時00分  開 議 ○議長(天木義人君) おはようございます。これより第1回定例会を再開いたします。  現在の出席議員は15名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。 △日程第1、議第 2号 令和3年度胎内市一般会計予算     議第 3号 令和3年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算     議第 4号 令和3年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算     議第 5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算     議第 6号 令和3年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算     議第 7号 令和3年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算     議第 8号 令和3年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算     議第 9号 令和3年度胎内市公共下水道事業会計予算     議第10号 令和3年度胎内市農業集落排水事業会計予算     議第11号 令和3年度胎内市水道事業会計予算     議第12号 令和3年度胎内市簡易水道事業会計予算     議第13号 令和3年度胎内市工業用水道事業会計予算     議第15号 令和2年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議第16号 令和2年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     議第17号 令和2年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第3号)     議第18号 令和2年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第2号)     議第19号 令和2年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計補正予算(第2号)     議第20号 胎内市税条例の一部を改正する条例     議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例     議第22号 胎内市都市交流施設条例を廃止する条例     議第23号 胎内市胎内農畜産物加工施設条例を廃止する条例     議第24号 胎内市堆肥センター条例を廃止する条例     議第25号 胎内市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例     議第26号 胎内市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例     議第27号 胎内市立認定こども園条例の一部を改正する条例           議第28号 胎内市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーション           の促進に関する条例                        議第29号 胎内市森林環境譲与税基金条例                   議第30号 財産の無償譲渡について                      議第31号 財産の無償譲渡について                      議第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について         議第33号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について         議第34号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第41号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第42号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第46号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について ○議長(天木義人君) 日程第1、議第2号から議第13号まで及び議第15号から議第47号までを一括議題とします。  なお、議第2号、議第5号及び議第21号につきましては、お手元に配付のとおり討論の通告がなされております。  これより委員長報告を行います。  報告の順序は、予算審査特別委員長総務文教常任委員長厚生環境常任委員長まちづくり常任委員長の順に行います。  また、委員長報告に対する質疑は、委員長報告の都度行うこととします。  それでは最初に、予算審査特別委員長に審査結果の報告を求めます。  渡辺栄六委員長。               〔1番 渡辺栄六君登壇〕 ◆1番(渡辺栄六君) おはようございます。これより予算審査特別委員長報告を行います。  本定例会において当委員会に審査を付託された案件は、議第2号 令和3年度胎内市一般会計予算から議第13号 令和3年度胎内市工業用水道事業会計予算までの計12件であります。付託案件については、市長、副市長、教育長及び会計管理者、担当課長等の出席を求め、3月12日、15日、16日の3日間にわたり委員会を開催し、これを審査いたしました。  それでは、議案ごとに順次審査結果を報告いたします。  なお、全議員出席の予算審査でありましたので、質疑内容等の報告は省略させていただきます。  最初に、議第2号 令和3年度胎内市一般会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を163億1,600万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して1.3%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第3号 令和3年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を31億2,860万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して0.8%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第4号 令和3年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を3億3,050万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して1%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を36億4,150万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して2.6%の増額であります。予算全般について質疑を行い、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第6号 令和3年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を5,650万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して2.1%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第7号 令和3年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を2億6,010万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して12.7%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第8号 令和3年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を1億4,620万円とするもので、令和2年度当初予算と比較して2.2%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第9号 令和3年度胎内市公共下水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を11億3,802万6,000円に、同支出予定額を9億6,180万6,000円とし、資本的収入予定額を4億5,893万9,000円に、同支出予定額を9億1,740万5,000円とするもので、令和2年度当初予算と比較して収入額合計で0.01%の増額、支出額合計で2.3%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第10号 令和3年度胎内市農業集落排水事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を7億4,207万9,000円に、同支出予定額を6億680万1,000円とし、資本的収入予定額を2億9,122万5,000円に、同支出予定額を5億3,290万4,000円とするもので、令和2年度当初予算と比較して収入額合計で6.2%の増額、支出額合計で1.2%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第11号 令和3年度胎内市水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を6億5,957万1,000円に、同支出予定額を6億1,515万3,000円とし、資本的収入予定額を2億30万円に、同支出予定額を4億7,023万6,000円とするもので、令和2年度当初予算と比較して収入額合計で5.4%の減額、支出額合計で0.3%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第12号 令和3年度胎内市簡易水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を1億9,120万5,000円に、同支出予定額を1億9,173万1,000円とし、資本的収入予定額を7,776万5,000円に、同支出予定額を1億4,593万1,000円とするもので、令和2年度当初予算と比較して収入額合計で13.1%の増額、支出額合計で5.2%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第13号 令和3年度胎内市工業用水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を1,289万3,000円に、同支出予定額を1,305万4,000円とし、資本的収入及び支出予定額を131万8,000円とするもので、令和2年度当初予算と比較して収入額合計で6.6%の減額、支出額合計で5.6%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で予算審査特別委員長報告を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上で予算審査特別委員長報告を終わります。  お諮りいたします。ただいまの報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議ないので、予算審査特別委員長報告に対する質疑は省略します。  次に、総務文教常任委員長に審査結果の報告を求めます。  坂上清一委員長。               〔8番 坂上清一君登壇〕 ◆8番(坂上清一君) おはようございます。これより総務文教常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、条例の一部を改正する条例2件、財産の無償譲渡1件、総合整備計画の変更2件、指定管理者の指定2件の計7件であります。付託案件については、2月25日午前10時から、副市長及び教育長並びに担当課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査しました。その概要と結果について報告します。  初めに、議第20号 胎内市税条例の一部を改正する条例であります。これは、地方税法に基づき、本条例で定める納税証明事項に個人の市民税に係る所得に関する事項を加え、令和3年4月1日から諸証明交付事務を取り扱う郵便局として指定した大長谷郵便局及び鼓岡郵便局において、所得証明書を交付することができるようにするものであり、主な質疑は、大長谷郵便局と鼓岡郵便局を選定した経緯について、条例への郵便局名の掲載についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第26号 胎内市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、消防団員数の今後の見通しに基づき定員の見直しを行うとともに、団員確保に向けて処遇改善を図るため、団員の報酬額を引き上げるものであり、主な質疑は、近隣市町村の報酬額について、手当の改定について、理想の団員数についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第31号 財産の無償譲渡についてであります。これは、令和元年第3回定例会において、登記簿上の所有が大字笹口浜となっていた大部分の土地の無償譲渡を議決したが、当時農地法上、地目変更手続を経ないと所有権の移転ができなかった土地2筆について、このたび地目変更手続が終了し、以前からその管理を行ってきている笹口浜区自治会から譲渡の申出があったことから無償で譲渡するものであり、主な質疑は、固定資産税の状況についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。これは、黒川東部地域に係る公共的施設の総合整備計画を変更するものであり、変更の内容は、15の事業所において事業内容等の精査に基づき、事業費の増減及び1つの事業の追加を行うものであり、主な質疑は、完了している事業について、コロナの影響について、事業内容についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第33号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。これは、築地西部地域に係る公共的施設の総合整備計画を変更するものであり、変更の内容は、5つの事業において事業内容等の精査に基づき、事業費の増減を行うものであり、主な質疑は、サンセット中条とふれあい館の改修事業についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第34号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。これは、たけじま地域ふれあいセンターについて、令和3年3月31日をもって指定の期間が満了することに伴い、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、引き続き苔実区を指定管理者に指定し、その管理運営を行わせるものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。これは、柴橋地域ふれあいセンターについて、令和3年3月31日をもって指定の期間が満了することに伴い、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、引き続き柴橋自治会を指定管理者に指定し、その管理運営を行わせるものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。  これより総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほど総務文教常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  次に、厚生環境常任委員長に審査結果の報告を求めます。  渡辺秀敏委員長。               〔7番 渡辺秀敏君登壇〕 ◆7番(渡辺秀敏君) おはようございます。これより厚生環境常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、補正予算3件、条例の制定1件、条例の一部を改正する条例2件の計6件であります。付託案件については、2月26日午前10時から、副市長及び関係課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第15号 令和2年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から6,016万4,000円を減額し、総額を30億8,979万5,000円とするもので、歳出では、第2款保険給付費において、今年度の実績見込みに基づき、一般被保険者療養給付費を減額するものであります。一方、歳入では、県支出金を減額し、繰入金を増額するものであり、主な質疑は、コロナ禍における受診抑制率についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第16号 令和2年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から152万6,000円を減額し、総額を36億8,235万7,000円とするもので、歳出では、第4款地域支援事業費において、コロナ禍の影響により介護相談員派遣事業の実施が困難となったことから、介護相談員に係る報償費を減額するものであります。一方、歳入では、国庫支出金、県支出金及び繰入金を減額するものであり、主な質疑は、介護相談員の人数及び派遣予定回数について、派遣できなかったことによる弊害についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第17号 令和2年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第3号)であります。これは、歳入歳出予算の総額に変更はないが、コロナ禍の影響により診療収入の減少が見込まれることから、使用料を減額し、一般会計からの繰入金を増額するものであり、主な質疑は、1日当たりの受診者数及び昨年度との比較についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例であります。これは、第8期介護保険事業計画の期間である令和3年度から令和5年度までの介護保険料について定めるほか、税制改正により、令和2年分以降の所得に係る給与所得控除及び公的年金等控除の一部が基礎控除に振り替えられることに伴い、規定の整備を行うものであります。なお、介護保険料については、今後3年間の要介護者数や認定率の伸び、介護報酬の引上げ、施設介護サービス量の増加等の状況を踏まえ、約9%引き上げられる一方、所得の少ない第1号被保険者に対する軽減措置については、今年度と同水準の割合を維持するものであり、主な質疑は、介護保険料の近隣市町村の状況について、運営協議会での主な意見について、パブリックコメントについてなどであり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第27号 胎内市立認定こども園条例の一部を改正する条例であります。これは、市内における保育園、こども園の配置、運営状況も変化してきている中、今後の保育の充実に向けて、実態に応じより柔軟な職員配置を行うことができるようこども園の組織体制に関する規定の一部を見直すものであり、主な質疑は、定員と入園者数について、職員の人数についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第28号 胎内市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーションの促進に関する条例であります。これは、手話が言語であるということへの理解の促進と、障がいの特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進により、障がいの有無にかかわらず、誰もが健やかに生きがいを持って暮らすことができる地域社会の実現を図るため、条例を制定するものであります。主な内容としては、手話への理解の促進は、手話が独自の言語であり、これまで大切に受け継がれてきた文化的所産であるという認識の下で行うこと、障がいの特性に応じた様々なコミュニケーション手段の利用の促進は、障がいの有無にかかわらず、相互に尊重し合うことが重要であるという認識の下で行うことを基本理念に据え、市の責務と市民、事業者の役割等を明らかにした上で、必要な施策の方向性を定め、市全体でその促進を図ろうとするものであり、主な質疑は、市内の聴覚障がい者数及び手話通訳ができる人数について、手話通訳者養成の必要性について、手話ができる職員数についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。  これより厚生環境常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほど厚生環境常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  次に、まちづくり常任委員長に審査結果の報告を求めます。  小野委員長。               〔9番 小野德重君登壇〕 ◆9番(小野德重君) おはようございます。これよりまちづくり常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、補正予算2件、条例の制定1件、条例の一部を改正する条例1件、条例の廃止3件、財産の無償譲渡1件、指定管理者の指定12件の計20件であります。付託案件については、3月1日午前10時から、副市長及び関係課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第18号 令和2年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から1,149万1,000円を減額し、総額を2億8,772万2,000円とするものであります。歳出では、第1款農林水産業費において、天候等の影響により、加工用ブドウの収穫量が平年に比べ少ない状況であったことから、醸造用原材料費を減額したほか、購入予定としていた醸造機械をリース契約に変更したため、備品購入費を減額するものであります。一方、歳入では、事業収入及び市債を減額するものであり、主な質疑は、ブドウ収穫量の確保対策について、後継者の育成について、スパークリングワインの需要についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第19号 令和2年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額に1,450万円を追加し、総額を1億6,730万7,000円とするものであります。歳出では、第1款農林水産業費において、コロナ禍の影響により、発電設備の点検整備を行う技術員の確保が困難となり、業務を来年度に延期したことから、当該委託料を減額し、前年度の消費税及び地方消費税の金額の確定により公課費を増額しました。また、施設の大規模改修等の財政需要に備え、鹿ノ俣発電所運営事業基金への積立金を増額するものであります。一方、歳入では、売電収入見込みに応じて諸収入を増額するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第22号 胎内市都市交流施設条例を廃止する条例であります。これは、これまで地元の大字黒川自治会を指定管理者に指定し、管理運営を行ってきた黒川西町都市交流施設について、このたび同自治会から譲渡を受けたい旨の申出があり、施設の利用状況や耐用年数等を勘案し、無償で譲渡することから、本条例を廃止するものであり、主な質疑は、譲渡により生じる権利について、集落のメリットについて、集会所所有と指定管理の関係についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第23号 胎内市胎内農畜産物加工施設条例を廃止する条例であります。これは、これまで委託により畜肉加工製品の製造を行ってきた胎内農畜産物加工施設について、必要性や有効性等を検証した結果を踏まえ、今年度をもって市の事業を終了することから、本条例を廃止するものであり、主な質疑は、特産品の考え方についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第24号 胎内市堆肥センター条例を廃止する条例であります。これは、これまで市直営で管理運営を行ってきた黒川堆肥センターについて、今後生産から販売、散布作業まで一貫して行う体制の下、農業者へのサービス向上につながる効率のよい運営を行い、長期的な資源循環型農業の推進を図っていくため、胎内市農業協同組合へ施設の貸付けを行い、管理運営を移行することから、本条例を廃止するものであり、主な質疑は、出荷と荷受けの収支について、農業協同組合が管理運営を引き受けた理由についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第25号 胎内市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例であります。これは、道路法施行令の一部改正に伴い、県の道路占用料が改定されたことから、県に準じ、本市の道路占用料を改定するほか、所要の改正を行うものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第29号 胎内市森林環境譲与税基金条例であります。これは、森林環境譲与税を原資として、今後本市が実施する森林の整備及びその促進に要する経費に充てるため、基金を設置するものであり、主な質疑は、松くい虫の防除も対象になるのか、森林環境譲与税の財源についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第30号 財産の無償譲渡についてであります。これは、先ほどの議第22号に関連し、黒川西町都市交流施設について、地元自治会である大字黒川自治会へ無償で譲渡するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第36号から議第47号までの公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。これは、下館集落開発センターをはじめとする12の集会施設について、令和3年3月31日をもって指定の期間が満了することに伴い、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、引き続き地元の自治会を指定管理者に指定し、その管理運営を行わせるものであり、主な質疑は、指定管理料の有無についてであり、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上でまちづくり常任委員長報告を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上でまちづくり常任委員長報告を終わります。  これよりまちづくり常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほどまちづくり常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  これより討論を行います。  最初に、議第5号及び議第21号の反対討論の通告がありますので、丸山孝博議員の発言を許可します。  丸山議員。               〔15番 丸山孝博君登壇〕 ◆15番(丸山孝博君) おはようございます。日本共産党胎内市議団を代表して、議第5号及び議第21号の介護保険関係の予算と条例改正について反対の討論を行います。  介護保険は、3か年の事業計画によって運営され、来年度から第8期に入ります。現在介護をめぐって問われている目前の大問題は、コロナ危機への対応です。新型コロナ感染症の感染拡大を受け、昨年の春以降ホームヘルプ、デイサービスなど在宅介護では一時利用抑制が起こり、多くの介護事業所が減収に見舞われました。また、一時はマスクや消毒液なども不足し、多大な出費を強いられました。我が党は、この間感染防護具の支給、職員や利用者にPCR検査の実施など、介護現場を支え、利用者、家族の命と暮らしを守るための提案を行ってきました。  新型コロナが猛威を振るう中、今みんなが医療、介護の大切さを痛感し、重症化しやすい高齢者の命を守ろうと必死の努力を続けています。そのさなか65歳以上の介護保険料を9%も値上げするという内容であり、認められません。介護保険制度が始まって21年になりますが、今回9%の値上げになれば、制度当初と比べて基準額で2.5倍の保険料になるのであります。この間年金は下げられ、消費税は増税される中、高齢者にとってこれ以上の負担増は耐え難い問題になっています。高い保険料の上に、いざ介護が必要になっても十分なサービスが受けられない、受ける際には高過ぎる利用料負担がある。まさに歴代政権によって自助の共同化が打ち出され、制度改悪、切捨てが推進され、介護保険制度は改悪の連続で制度を変質してきました。コロナ禍の今こそ国庫負担、公費負担割合を大幅に引き上げ、介護をめぐる危機を打開し、安全で安心できる公的介護制度への改善を国に強く求めなければなりません。  質疑の中で、9%の値上げを行わず据置きにした場合、3年間で約2億円が必要とのことです。介護保険の基金は約3億円であります。この一部を取り崩すだけで値上げは回避できます。今コロナ危機への対応です。3年後を見据えての値上げではなく、こんなときだからこそ負担増ではない対応を行うべきではないでしょうか。  さらに、介護保険料は施設利用が増えれば増えるほど保険料に跳ね返るという仕組みで、その矛盾は社会問題になっています。社会保障費削減を繰り返すだけで明確な戦略がないのが国の態度です。在宅介護に対する紙おむつ支給の充実や特別障害者手当の啓発などを推進することを強く求めたいと思います。年を取っても安心して介護を受けられる、安心して老後が過ごせる制度とすべきであります。  以上で討論を終わります。 ○議長(天木義人君) 次に、議第5号及び議第21号の賛成討論の通告がありますので、森本将司議員の発言を許可します。  森本議員。               〔4番 森本将司君登壇〕 ◆4番(森本将司君) おはようございます。私は、本定例会に上程されております議第5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算及び議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をいたします。  高齢化の進展に伴い、高齢者を支える社会保障費は増加の一途をたどっており、本市においても後期高齢者人口の増加とともに介護保険事業費は年々上昇している状況にあります。そして、高齢化のピークはさらに先にあり、今後も要介護認定者数と認定率が上昇し、施設介護サービスのニーズがますます高まっていくことを踏まえますと、保険料を主な財源として運営する介護保険事業は一層の厳しさを増すこととなり、健全な事業運営を今後も持続させていくために保険料額を引き上げる改定は必要であると認められることから、本予算案及び条例案は妥当であると考えます。  また、このたびの改定では現在のサービス水準を低下させることなく、介護を必要とする方が安心して適切なサービスが受けられるサービス量を確保していくことを基本とするものであり、加えて保険料が引き上げられることで一番影響を受ける低所得者の方々に対しては、軽減措置の継続などの配慮がなされ、さらには介護予防事業をより強化し、給付費抑制につながる予算となっていることからも評価できます。  今後も健全な財政運営の確保に努められることを願い、賛成の討論といたします。 ○議長(天木義人君) 次に、議第2号の賛成討論の通告がありますので、丸山孝博議員の発言を許可します。  丸山議員。               〔15番 丸山孝博君登壇〕
    ◆15番(丸山孝博君) 日本共産党胎内市議団を代表して、今定例会に提案された議第2号 令和3年度胎内市一般会計予算案について賛成の討論を行います。  一般会計の総額は163億1,600万円で、前年度と比べ2億800万円、1.3%の増ですが、これは新型コロナウイルス感染症対策としてのワクチン接種に係る予算が増額したもので、これを除いて比較すれば前年度並みの予算です。  初めに、予算案に対する我が党のスタンスについて述べます。私たちは、初めに反対ありきでも初めから賛成という態度でもありません。議案審査の中で市民の立場で提案、批判、改善を求めるなど、その中で判断するということであります。よいことは賛成し、悪いことは反対する。今回は、是として予算案に賛成します。その中で今後市民に大きく関わりのある小中学校の適正規模の問題や生涯学習施設の整備等について検討が加速するものと思われますが、今後の市政運営について注視していきたいと思います。  予算質疑を通じて、当初予算に反映されていないが、我が党が求めた予算化に対し、一定の対応が得られることが明らかになりました。昨年12月から実施してきた高齢者施設への新規入所者に対するPCR検査費用助成事業の延長は、必要な場合は予備費からの流用で対応するということであります。市民から人気のある住宅建築リフォーム補助金は200万円減額の800万円で、助成率の引下げという問題はありますが、国の臨時交付金を活用して増額補正で対応するということでありました。また、保育施設の園庭内の水はけ問題や認定こども園の危険な床の整備などについても改善することを明らかにされました。今冬の大雪による農業用ビニールハウス倒壊に対する撤去、再建の費用助成、さらに設置率20%台の小中学校特別教室のエアコン設置についてもさらに高めることについて検討するということなど、幾つかの分野で市民要求の前進が期待できる答弁がありました。  一方で、樽ケ橋遊園の利用料については、新年度から市内外者の料金を差別化するという問題などもあり、これについては改善すべきであるという態度に変わりありません。したがって、我が党は予算全部に対して評価するという態度を取るものではないということを表明しておきたいと思います。  最後に、コロナ禍で迎える新年度予算としては、市民が求める感染拡大対策は今後国の臨時交付金頼みということであります。コロナ禍で苦境に立たされている市民の状況を的確に把握し、市長が施政方針で述べた必要とされる対策については適宜迅速に対応してまいりたいというように、市民のニーズに即した有効な支援、対策を行って、市民の暮らしと命を守り、安心して子育てや暮らしができ、老後が心配なく過ごせるための施策を一層強めることを求め、討論といたします。 ○議長(天木義人君) これで討論を終わります。  これより採決を行います。  採決の方法につきましては、反対のあった議第5号及び議第21号については別途に採決し、ほかの議案については一括して採決します。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、順次採決します。  最初に、議第5号 令和3年度胎内市介護保険事業特別会計予算について採決いたします。  この採決は、反対討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第5号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(天木義人君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第21号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例について採決します。  この採決は、反対討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第21号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(天木義人君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、ただいま議決しました議案を除く議第2号をはじめとする各議案について一括採決いたします。  本案に対する各委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。 △日程第2、議員派遣の件について ○議長(天木義人君) 日程第2、議員派遣の件についてを議題とします。  お諮りします。地方自治法及び会議規則の規定により、お手元に配付しました内容で議員を派遣することにしたいと思います。なお、内容に変更が生じた場合は議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の内容で議員を派遣することに決定しました。 △日程第3、各常任委員会、議会運営委員会、議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査 ○議長(天木義人君) 日程第3、各常任委員会、議会運営委員会、議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査を議題といたします。  各委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、各常任委員会は委員会条例第2条の所管に関する事項のうち、特に委員が調査を必要とするものについて、議会運営委員会は議会の運営に関する事項、議会基本条例、会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について、議会報編集特別委員会は議会報編集について及び議会広報対策について、閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。                                           日程の追加 ○議長(天木義人君) 議事日程の追加についてお諮りいたします。  議第48号から議第50号までの議案、報告第1号から報告第4号までの報告及び発議第1号の議案が提出されたことに伴い、議会運営委員会が開催されたので、その結果について議会運営委員長に報告を求めます。  森田委員長。               〔11番 森田幸衛君登壇〕 ◆11番(森田幸衛君) これより議会運営委員長報告を行います。  今定例会に市長から議案3件、報告4件、議員提案による発議1件が追加提案されましたので、去る3月16日、予算審査特別委員会終了後、当委員会を開催し、審議いたしました。追加提案された議案及び報告並びに発議について協議した結果、本日の議事日程に追加することとし、市長の提案理由説明及び議員発議については、提案の趣旨説明の後、質疑、討論、採決を行う日程といたしました。  以上で議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(天木義人君) 以上で議会運営委員長報告を終わります。  お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議ないので、委員長報告に対する質疑は省略します。  お諮りいたします。ただいまの委員長報告のとおり、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議ないので、本日の日程に追加することに決定しました。 △追加日程第1、議第48号 令和2年度胎内市一般会計補正予算(第18号)       議第49号 胎内市国民健康保険条例の一部を改正する条例       議第50号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例       報告第1号 令和3年度新潟製粉株式会社事業計画に関する報告について       報告第2号 令和3年度新潟フルーツパーク株式会社事業計画に関する報告について       報告第3号 令和3年度胎内高原ハウス株式会社事業計画に関する報告について       報告第4号 令和3年度株式会社胎内リゾート事業計画に関する報告について ○議長(天木義人君) 追加日程第1、議第48号から議第50号まで及び報告第1号から報告第4号までについて一括議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  井畑市長。               〔市長 井畑明彦君登壇〕 ◎市長(井畑明彦君) おはようございます。本日追加提案させていただきます案件について説明申し上げます。  初めに、[議第48号]「令和2年度胎内市一般会計補正予算・第18号」につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,974万6,000円を追加し、その総額を212億3,655万2,000円といたしたくお諮りするものであります。  歳出の内容といたしましては、第2款総務費で、1項6目企画費において、合併振興基金の運用による利子収入が想定よりも多くなったことを受け、基金に編入するため、合併振興基金積立金を計上いたしました。1項7目財産管理費においては、昨年10月に公売を実施した塩沢地内の旧市設住宅について、売却後に住宅の一部にシロアリ被害が判明し、その改修工事費相当額を補償すべく旧市設住宅改修補償金を計上いたしました。  第3款民生費では、1項3目老人福祉費及び1項5目福祉交流センター費において、塩の湯温泉及び福祉交流センター有楽荘の今年度の運営収支におけるコロナ禍の影響を勘案して、それぞれ運営委託料を増額いたしました。  第4款衛生費では、1項4目予防費において、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、国から具体的な内容が示されたことを受け、接種会場の運営に要する経費のほか、ネット予約システムの構築に係る委託料、接種会場への送迎に係る委託料など、所要の経費を計上いたしました。  第7款商工費では、1項3目観光費において、きのと観光物産館の今年度の運営収支におけるコロナ禍の影響を勘案して、運営委託料を増額いたしました。  第8款土木費では、2項3目道路新設改良費において、国の第三次補正予算を受け、今年度事業の追加実施が可能となったことから、工事請負費を増額いたしました。  4項2目街路事業費においては、中条駅前広場等関連施設の今年度の運営収支におけるコロナ禍の影響を勘案して、運営委託料を増額いたしました。  第9款消防費では、1項4目防災費において、防災行政無線機器に不具合が発生し、早急に修理する必要が生じたことから、修繕費を増額し、第14款予備費を増額いたしました。  一方、これを賄います歳入財源は国庫支出金、財産収入及び市債を増額いたしました。  続きまして、第2条、繰越明許費の補正につきましては、第2表のとおり繰越明許費の追加及び変更を行うものであります。繰越明許費の追加といたしましては、農業用施設維持管理事業について、農道橋の点検及び耐震診断業務において地質調査を行った結果により、実施期間を延長する必要が生じたため、市道関係整備事業については国の第三次補正予算に伴う事業実施となるため、その他3件の事業については、例外的なケースとなりますが、コロナ禍の影響により設備、改修器具等の調達に遅れが生じ、それぞれ翌年度に繰り越す必要があるために設定するものであります。  また、繰越明許費の変更といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業について、先ほど申し上げましたワクチン接種関連費の計上に合わせて繰越明許費を増額するものであります。  第3条、債務負担行為の補正につきましては、第3表のとおり、胎内市新型コロナウイルス感染症対策融資利子補給金について、その対象となる融資の決定件数及び金額の見通しを踏まえ、限度額を増額するものであります。  第4条、地方債の補正につきましては、第4表のとおり、道路等整備事業について、事業費の増額に伴い、地方債の限度額を増額するものであります。  次に、[議第49号]「胎内市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、胎内市国民健康保険において、給与等の支払いを受けている被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染された場合等に傷病手当金を支給することといたしておりますが、今国会で新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律案が成立し、同法が施行されたことに伴い、その傷病手当金に関する規定中、同感染症の定義を法の規定に倣って改めるものであります。なお、支給の内容に変更はございません。  次に、[議第50号]「胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例」につきましては、市が条例で定めている指定地域密着型サービスほか3件の介護サービスに関する基準について、それぞれの基準となる省令が改正されたことに伴い、当該省令の規定との整合を図るものでございます。内容といたしましては、感染症や災害への対応力の強化、介護職員へのハラスメントの防止、利用者の人権の擁護や虐待の防止などの観点から、それぞれの運営に関する基準を中心として見直しが行われたことによるものであります。  以上で本定例会に追加提案いたしました議案の概要について説明申し上げましたが、そのほかに報告案件がございます。  [報告第1号]から[報告第4号]までについてでありますが、これらはそれぞれ市が出資しております新潟製粉株式会社、新潟フルーツパーク株式会社、胎内高原ハウス株式会社及び株式会社胎内リゾートにおける令和3年度の事業計画及び収支予算について、別冊のとおり報告するものであります。  以上でございます。何分のご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(天木義人君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これから議案ごとに質疑及び討論、採決を行います。  初めに、議第48号 令和2年度胎内市一般会計補正予算(第18号)について質疑を行います。ご質疑願います。  八幡議員。 ◆5番(八幡元弘君) コロナ関連で塩の湯とか、委託料を補給というか、補填していると思うのですけれども、それぞれ金額あると思いますが、算出方法とか算出根拠、何でその金額になったか教えてください。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えをいたします。  指定管理料の増額については、それぞれの指定管理をお願いしている施設で趣が異なる部分はございますけれども、総じて例えば前年度の収入と比較して指定管理者側で収入がこのくらい減った、あるいは新たに指定管理を受けた事業者については想定している収入よりも収入が減った、すなわちすべからく想定される収入と支出というものがあるわけでございますけれども、それら一つ一つについて資料提出を求め、聞き取りを行って、それで想定される減収分を補填すべく指定管理料を増額する予算案としてまとめたものでございますので、るる細かな点までは申し上げるものではございませんが、全ての案件についてその精査を尽くし、必要とされる部分も計上させていただいたということで、その概要をご理解賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 八幡議員。 ◆5番(八幡元弘君) 今回はコロナということで、予想外というか、めったにないケースだと思うのですが、コロナ以外でももし天災とかいろいろなことがあって収入が減った場合は、同じような措置を取るという考えなのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) これらについては、一般的に契約を定めるときに想定外の事案、事象が生じたときには、それぞれ委託をする側、受託をしていただいている側で協議をして定めるということになります。しかし、大切な根本原則は、ただいま議員からご指摘のありました災害等の受託者側の責めに帰すべき内容ではない事由によって想定していない損害が生じたとか、損失が生じたとか、それから収入の減少が生じたとか、そのときにはやはりコロナ禍と同様の対応をしていくというのが求められる私たちの対応ではなかろうかと考えるところでございます。その逆にやはり経営努力が足りなかったとか、収支改善すべき部分を怠っていたとか、そういう指定管理を受託していただいている側の責めに帰すべき事由がある場合には、それは参酌すべき内容には該当しないという、そういった基本的な考え方で臨んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 渡辺宏行議員。 ◆14番(渡辺宏行君) 八幡議員と関連するのですが、この減収補填というか、運営面での減収をある程度面倒見ると、これは例えばコロナによって国のいろんな支援策、県もありますよね、それに対しての対応というのは、例えば補助するときの減収補助というときに、それも考慮した金額になっているのか、それについてお聞かせ願います。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。  ただいま渡辺議員のほうからは、国、その他様々な制度的なもので補填されるものがある場合、それは当然差引きをして、そしてなおかつ生じている損失、これを精査の上今回盛り込んでいるということでご理解賜りたいと思います。そうでないと、ともすると二重の補填をしてしまうことになりかねないわけでございますので、その辺りについては十分精査を尽くし、補填されているものはすべからく差引きをしておりますこと、併せてご理解賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 渡辺議員。 ◆14番(渡辺宏行君) 了解しました。  もう一ついいですか。補正予算書の15ページの12の委託料、これ先ほど市長の提案の中で国からある程度具体的な内容が示されたということで、インターネットというか、ネット予約のシステムとか、そういうのを今回出したということなのだけれども、ここの一番下に高齢者送迎委託料というのございますね。この中身具体的に、例えば地域ごと拾って歩くのか、具体的に中身についてどのように考えているのかお聞かせ願います。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) お答えいたします。  これは、ジャンボタクシーを2台借り切りまして接種日に利用するというもので、予約についてはタクシー会社のほうに直接電話をしていただき、それでタクシー会社のほうで送迎の道順、経路を決定して、乗り合い的な形で連れてきていただくというようなことを今考えております。それで、予約のときにワクチン接種で使うということを言っていただいて、あと当日乗るときに接種券を持っていていただければ、それを運転手さんに見せてもらうと無料で乗れるというようなことで今考えているところです。  以上です。 ○議長(天木義人君) 渡辺議員。 ◆14番(渡辺宏行君) ということは、タクシー会社と本人が直接予約して会場までということなのだね。予約の時点でもって使うのか使わないのか、そのところを判断するというか、申請するというか。そうしたときに、例えば個々の予約の時間なり予約日はいろいろ違ってくるよね。タクシー会社は対応できるのですか。例えば地区だったら何人分希望していると、そうしたらその地区にある程度時間を合わせてやるとか、予約の段階でコールセンターが対応するのかということを、直接個人がタクシー会社にというよりも、やはりコールセンターである程度把握して、ではあなたはということでやったほうが、効率的に考えればそのほうがいいような気がするのだけれども、その辺の対応というのはどういうふうに考えていますか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) コールセンターで受け付けるということも一応考えて、検討したのですけれども、送迎の順路を考える上でやはりプロが考えたほうがいいということで打合せの結果、ご面倒でもタクシー会社のほうに電話をいただければというようなことで今話をしているところです。 ○議長(天木義人君) 渡辺栄六議員。 ◆1番(渡辺栄六君) 今の関連というか、同じ箇所になるかと思いますけれども、同じく15ページに委託料で健康管理システム改修委託料のっておりまして、これは国が示す内閣官房IT総合戦略によるワクチン接種記録システムということなのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) こちらは、この前もお話ししたとおり、送られてくるタブレットというものが国から来るのですけれども、そのタブレットを入力するとうちの健康管理システムに連動できるようにするためのシステム改修の費用でございます。 ○議長(天木義人君) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺栄六君) そうすると、円滑化システム、V―SYS等の内容とこれ一元にはできないのですか。V―SYSのシステム入力、要は2通りのシステムを、医療関係とか集団接種会場で2通りの入力作業というふうになると思うのです。これって一元化というのは難しいですか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) V―SYSのほうはワクチンの予約とか、お医者さんへの支払いとかのためのシステムであって、そこに接種済みということが入れられるシステムではなかったことに国が後から気がついて、それでこのタブレットというのを新しく、また新しいシステムというか、追加でシステムをやりなさいということで全市町村に100万円ずつ配付されたような感じなのですけれども、うちの予防接種のシステムのところに、予防接種が終わったらワクチン接種済みというのを入力する作業があるのですけれども、それをこのタブレットで入力するとうちのシステムに連動して、そこで打って処理しなくてもできるようになるというような形のシステムで、V―SYSとは違うものなので、一緒にはできません。 ○議長(天木義人君) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺栄六君) それと、渡辺宏行議員がお尋ねがありましたけれども、高齢者の送迎で乗り合いというようなことを考えているということですけれども、移動が困難な方で乗り合いとかでもちょっと難しいような方、それらの方々に対して個々の送迎に関しても費用支援とかはあるのでしょうか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 外出支援サービスのときに使っているような福祉車両をお願いする予定にしておりまして、そうやって車椅子とかでしか動けないような人のために土日は3台、平日は1台手配する予定にしております。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 少しばかり補足をさせていただきます。  V―SYSの関係は、後追いになって補完されるべき内容があるということで、後ほど詳しくお伝えできる部分があれば、またいずれかのタイミングでお伝え申し上げたいと思いますが、送迎に関して渡辺宏行議員、渡辺栄六議員からただいまお尋ねがありました。一般論としては健康づくり課長が答弁したとおりでございますけれども、いずれにしても接種を受ける方が接種を受けに行きやすい移動手段を確保するということが大切でございますので、今考えているところを何らか補完をする、あるいは代替的な手法も併せて考えていく、そういうことによって接種を望まれる方が接種を受けやすい、そのような移動支援といいましょうか、送迎支援といいましょうか、そのようなことについて補完すべきはしっかり補完しながら対応してまいりたいと思いますので、タクシー以外の何らかの送迎手段、有益なものがあれば併せて行っていくということでご理解賜りたいと思いますし、そこに接種を受ける方が何らかの自己負担等を発生することのないようにも留意させていただこうと思います。様々これから接種を受ける方がそういった交通手段、移動手段を希望される場合と、いや、自分で行くから、必要ないといった方々様々あろうかと思います。高齢者であっても一律にそのニーズは捉えられるものでもなかろうというふうに思っておりますので、ちょっと抽象的な言い方になるかもしれませんけれども、迅速、的確であって、なおかつ親切丁寧であるというような、そういった支援を考えてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。 ◆3番(羽田野孝子君) 同じく15ページですけれども、接種会場の借り上げ料がありますが、まだ日にちは決まらないのだろうと思いますが、この予算を立てられるに当たって、何月から何月まで、土日とおっしゃったし、あと平日は何曜日とかということで計画されているか教えてください。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) この接種会場借り上げ料というのは、取りあえず4月から9月までをぷれすぽをお借りしたときにかかる損失補填ということで、NPO法人スポーツクラブたいないにお支払いするお金ということで予算計上いたしました。今のところワクチンが来るのが、この間も申し上げましたように、4月に僅かしか来ませんので、接種が始まるのは最短でも5月15日からになるかなと思っているのですけれども、まだそのワクチンが幾ら来るかというのは分かっていないので、今申し上げられるのはそのぐらいで、始まれば65歳以上の方は3か月以内で終わらせる予定でおります。 ○議長(天木義人君) 羽田野議員。 ◆3番(羽田野孝子君) 毎日おやりになるわけではないのだろうなと思うのですけれども、例えば平日の何曜日の午後とか、土日おやりになるとか、あと1回に何人接種される予定で計画されていますか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 今先生方の予定を集計しまして、水曜と木曜と土曜と日曜の週に4回がどうも複数のお医者さんが都合がいいようですので、週に4回、あと祝日も含めてやる予定です。  1回で一応想定では1人1時間で20人を想定しておりまして、水、木、土は午後の3時間を予定しておりますので、1人のお医者さんが60人打つような想定で今シミュレーションをしているところです。  以上です。 ○議長(天木義人君) 小野議員。 ◆9番(小野德重君) 同じように関連質問なのですけれども、今課長のほうから答弁の中で僅かという話ありましたよね、ワクチンの量が。僅かというのは、何名分くらいの量なのですか。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) 胎内市には4月12日の週に300回分が来まして、その次の週にも300回分が来まして、4月26日の週にシリンジが5回分だとしたら975回分、1箱来るというそこまでは分かっているのですけれども、それ以上がないので、全部で七百何十人分が取りあえず今来ると言われているワクチンの量です。 ○議長(天木義人君) 井畑市長。 ◎市長(井畑明彦君) 羽田野議員からの質問とも重なり合う部分があって、小野議員からご質問いただいたわけですけれども、ここ一番我々も悩ましいところで、我々もというか、全国の自治体がここが悩ましいというふうに考えているところなのです。悩ましいというか、もどかしいというか。すなわち、65歳以上の高齢者の方々の人口というか、人数が1万人を超えるようなところで例えば1,000人分が来たとしても、これは10分の1でしかないわけでございます。そういったことの中で、我々例えば様々な機会を通じてできるだけ早めに、ある程度いつぐらいになりますかというふうな投げかけはしているのですけれども、今得られている情報というのが、残念ながらただいま担当課長が申し上げたところぐらいの情報しか届いていないので、何分明確にお答えできなくて恐縮なのですが、できるだけ早く当然調達してほしい、調達すべく国でも努力していると思うのですが、今の状況はそうであるということ。  そして、接種のスケジュールにつきましても集団で、だからぷれすぽで行っていくところと医療機関の先生方と協議をしていく中で、集団と、それから個別はどういうふうにしていただけますかというふうなヒアリングもして、先生方は非常に協力的に、ありがたいことに胎内市の先生方はそういうふうに考えていただいているのだという部分しっかりと連携をしながらということになります。  それから、集団接種会場のぷれすぽに関してさらにちょっと補足をさせていただきますと、ここも担当課長が答弁申し上げたとおりなのですけれども、今のところと非常に深く関連がございます。すなわち、ワクチンの供給される量と時期がかなり後にずれ込んでしまうということになれば、集団接種会場を借りているその期間も延長せざるを得ないというようなこともございます。もちろん集団と個別を併せてはいくのですけれども、そういった様々な悩ましい状況が今あって、これからもそういうことが続き、臨機応変に対応していかなければならない事柄がかなりあるといったところが偽らざるところでございまして、我々様々な情報についてできるだけ先取りをしながら、シミュレーションすべきはシミュレーションを尽くして、そして的確に迅速に接種が行われる、先ほどの答弁とも重なる部分がございますけれども、そのように考えていること併せてご理解賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(天木義人君) 丸山議員。 ◆15番(丸山孝博君) 元に戻って申し訳ないのですけれども、高齢者送迎委託料ありますが、539万6,000円、これは2回分ということになるわけですが、延べ人数で何人ということで計上してあるとは思うのですが、具体的中身、それについて伺いたいというのと、先ほど渡辺栄六議員のほうからも言われましたが、これは高齢者送迎委託料であって、高齢者等ではないわけで、一般の歩行困難な人たちの問題、市長のほうは負担がないようにすると、配慮したいというお話でしたが、その場合どうするのかということについて伺いたいと思います。 ○議長(天木義人君) 池田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(池田渉君) この予算ですけれども、タクシーの貸切り、人数とかではなくて貸切りの値段でありまして、1時間幾らという形で契約しておりまして、水、木、土、日を使う、何時間というような形で計上しております。  あと、足の不自由な方ということについては福祉車両で送迎する、それも無料でやらせていただくつもりで計画しております。  以上です。 ○議長(天木義人君) 丸山議員。 ◆15番(丸山孝博君) 今度全く別の問題で、22ページの予備費ですが、今回増額補正して6億8,000万円にも上ってきたわけですが、実際にはこの中身というのは除雪費等がまだはっきり確定しないということで、この金額になるのかなというふうに私は想定しますが、最終的な見通しでは予備費どれぐらいになるのか伺います。 ○議長(天木義人君) 本間財政課長。 ◎財政課長(本間陽一君) 除雪費で3億3,000万円、4,000万円予備費から使っておりますので、最終的には4億円弱かそのぐらいになるかと考えております。  以上でございます。 ○議長(天木義人君) 丸山議員。 ◆15番(丸山孝博君) 議案書の7ページの債務負担行為の補正で変更が今回提案されて、5,000万円から1,000万円増額して、新型コロナウイルス感染症対策融資利子補給ということで提案されました。件数、金額の見通しを踏まえてということなのですが、現状どうなのかというのと見通しについて伺いたいと思います。 ○議長(天木義人君) 南波商工観光課長。 ◎商工観光課長(南波明君) 融資額の件数、金額ということでございまして、融資額の件数というのはなかなか正直つかみづらいところはあるのですが、融資の額の見込みとしては35億円ぐらいというふうに以前聞いてございました。今回利子補給の対象としているところで33億円ぐらい今申請が来ております。それに対しまして利子補給の補助のお金が4,400万円ぐらいということで、まだ少し余裕はあるのですが、これは3月いっぱいの融資実行分を対象にしてございますので、そこが急激に増えた場合にも対応できるようにということで今回1,000万円増額したものでございます。 ○議長(天木義人君) ほかに質疑ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議第48号について採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、議第48号は原案のとおり可決されました。  次に、議第49号 胎内市国民健康保険条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議第49号について採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、議第49号は原案のとおり可決されました。  次に、議第50号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議第50号について採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、議第50号は原案のとおり可決されました。 △追加日程第2、発議第1号 胎内市議会会議規則の一部を改正する規則 ○議長(天木義人君) 追加日程第2、発議第1号 胎内市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とします。  本件について、森田幸衛議員に趣旨説明を求めます。  森田議員。               〔11番 森田幸衛君登壇〕 ◆11番(森田幸衛君) これより発議第1号 胎内市議会会議規則の一部を改正する規則について趣旨説明を行います。  このたびの改正は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため規定の整備を図ったほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、見直しを行うものであり、このたび標準市議会会議規則が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  具体的には、新旧対照表のとおり、第2条、本会議の欠席の届出と第91条、委員会の欠席の届出の欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前、産後期間にも配慮した規定の整備を図ったほか、第139条、請願書の記載事項等において、請願に係る署名、押印の見直しを行うものであります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(天木義人君) これで趣旨説明を終わります。  これから発議第1号について質疑及び討論、採決を行います。  それでは、発議第1号 胎内市議会会議規則の一部を改正する規則について質疑を行います。ご質疑願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから発議第1号について採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(天木義人君) ご異議なしと認めます。  よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。
    ○議長(天木義人君) 以上で第1回定例会における議案の審議は全部終了いたしました。  これをもって令和3年第1回胎内市議会定例会を閉会いたします。  29日間にわたる会期中のご審議、誠にご苦労さまでした。               午前11時37分  閉 会...